こんばんは、店主まみふです!
今日は当サイトのタイトルの上に書いてある溶接作業をしている、というところについて少し触れていこうと思います!
実は私は溶接の仕事に携わってから7年目という、よく人に話すとベテランさんだね!と言われる年数働いているのですが、実際のところ工場で働いてる20年目とかそれくらいの本当のベテランの先輩方に比べるとまだまだペーペーなのです。
そんなペーペー作業員がなにをお話しするのかといいますと、溶接作業!と聞くとイメージされるのは、こう、片手でなんかめんもってバチバチ光らせて~鉄同士をつないでる~って、こんな作業をメインでやっていると思われがちなのですが、中には本当にそればかりメインでやっている方もいるかもしれません。
ですが、私の働いている工場では、溶接作業にはいる前段階までの作業が、そして溶接後の作業のほうがおおいまであります。材料を自分らで加工して、加工したものを溶接しやすいように下処理したりして溶接、そのあとの溶接のカスの処理や、グラインダーで仕上げたり色を塗ったり・・・etc
まぁ本当にいろんな作業があり、うちは本当に溶接作業メインで売りにしていいのかと思うほど、溶接に関しての作業があります(笑)
そんな様々な作業の中でも今日は久々にガス切断、という作業で材料を加工していたので、ちょっとそれに関してお話していきたいと思います。
そもそもガス切断ってなぁに?と思う方が大半だと思いますので簡単に説明させてもらいます。
もっと詳しく知りたい方は別のサイトのリンクを用意しますのでそちらをご覧ください(^^)
ガス切断とは?
ガス切断とは、ガス切断器と呼ばれる切断用の工具に、酸素とアセチレの瓶をホースでつなぎ、アセチレンを放出し着火、酸素を送り火力調整、そして高圧酸素を送り切断する、という作業のことです。
結構簡単に説明しましたが、画像なしの文面だけで説明するのはかなり難しいので、わかりやすい動画があったので、下にURLを載せておきますね。(丸投げ)
↓ ↓
https://youtu.be/eVvgBd7vBcY
こちらのピン職人channelさんの動画がわかりやすかったです!
とまぁ、火を使って鉄を切ってたわけなんですが、私の勤めている工場は溶接をするところなわけですから、作業着も燃えにくいものとなっておりそれなりに厚く風邪を通してくれない生地となっており、それはそれはもう鬼のように暑かったです・・・
ですがこのガス切断という作業、コツをつかむまでは少し大変で、うまく切れなかったり、いい体勢が見つからなかったりするのですが、しっかりと切れる体勢をみつけて、コツを掴むとそれはもう鉄がまるで紙をカッターで切るようにスルスルと切れるのです!
うまく切れたときの鉄の断面、すとんと切り落とされる材料、なんともまぁ不思議なくらい気持ちがよく、暑さもわすれ今日は4時間ずっとやってました(笑)
そう、今紙のように切れると表現したのですが、実はこのガス切断、薄い材料のほうが切るのが難しいんです。一番切りやすい板厚は6mmとされていて、一般に6mmと聞くと薄いと感じるかもしれませんが、これが普通くらいです。もっとうすい、4.5、3.2、1.6となってくると、切断する火が鉄板の中を6mm通っているようになるように切断器を傾けながら、尚且つ素早く切らなければいけなくなってきます。逆に厚くなってくる分には火力をあげ切るスピードを下げるだけですから、特に薄いものよりコツが必要ではありません。
と、まぁ詳しく話し始めてしまうとダラダラ長ったらしくなってしまうので説明はこの辺にしておき(笑)
少し難しい作業ではありますが、やれるようになるととても楽しい作業です!是非ガス切断やってみたいと思う方は、そのような仕事をやってみてはいかがでしょうか?
今回は溶接作業、というか私の今日の仕事の作業のお話になってしまいましたが、こういった工業系のお話が好きな方や、興味がある方など、いろんな方にこの記事を読んでいただけると嬉しいです。
では本日3ページ目のお題は私の作業報告ということで、この辺で失礼したいと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。